小ネタ:HDRPのExposure設定がいいかんじにアップデートされるっぽい
こん××は!
Unity HDRP アドベントカレンダー Advent Calendar 2020ですよ!
さて、今日は小ネタ。Unity2021αでHDRPに触っていたら、どうやらExposureやLightがちょっといいかんじにアップデートされるようだ……というお話。
冒頭のスクショをちょっと眺めて、何が変わったのか探してみてください。
バージョン
Unity 2021.1.0a4(これを公開する時点ではa8が出てた)
HDRP 10.1.0(これを公開する時点では10.2.2が出てた)
賢明な読者諸氏はすでにお気づきのことであろうが、なんとExposure値がスライダー設定できるようになっているのである。しかもお天気アイコンも表示されている。わかりやすいっ。
固定値でルック確認する時はFixedに切り替えて、スライダーでばーっとチェックするといいかんじ、いいかんじです。ドラッグすると変えられる範囲が-5から16に制限されていて使いやすい。テキストボックスで好きな値を入れることもできます。
12.5くらいだと晴れマークが表示。
くもりときどき晴れ。
夕焼け。
雨模様。
夜。
で、実はディレクショナルライトでのインテンシティ設定にも、この機能が入っています。ルクス指定だとスライダーをドラッグして0から12万までの範囲で変更可能。
10万ルクスで快晴アイコン表示。
<80000くらいでくもりまじりの晴れ
<10000くらいで夕暮れ
<1で月夜
ハイライトは100ルクスを下回るくらいにすると見えなくなる模様。Angular Diameterは0.53。
もしかして他のパンクチュアルライトにもあるかな?と見てみると、ポイントライトやスポットライトにもついていました。あとエリアライトでも使える。
スライダーは0から40000ルーメンまで指定できる。40000だと街頭のアイコン。
以降、
<3000でシーリングライト
<300でランプ
<15でロウソク
といったかんじ。
これでライトの調整もやりやすくなったのではないでしょうか。
Exposureとライトのインテンシティのちょっとしたアップデートですが、これは結構効果的な変更です。
これでシーンを作る時に、別途露出や明るさの数値が記載された一覧表を見る手間が減るかもしれません。
結構いいかんじだと思うので、みなさまも試しに触ってみてください。
ではでは。